この頃、月一回ぐらいの割合で研修を行っていた。
知識のアウトプットというのは非常に有効な手段と考えていたからである。
自分では分かっていても相手に伝わるかどうかというのは別問題。
説得力のあるトークは訓練によって培われるものだ。
私は、自分なりの営業観を皆に分かってもらうために、よく「○個の○○」という風にまとめたりしてみた。
参考までに代表的な「成功の五原則」を紹介しよう。

1.ハートをゲット!
(お客様から注文をゲットするのではなく、心をゲットすることによって安定した紹介受注につながる)
2.日々営業!
(情報はどこに転がっているかわからない。気付くかどうかは日々アンテナを張り巡らせているかどうか)
3.人脈は宝!
(困った時に助けてくれるのはやはりヒト。人的ネットワークを構築することが自分の最大の武器となる)
4.夢(野望)をもて!
(仕事がうまくいかなくて悩んだ時でも、自分の目指すところが明確であれば、必ず乗り越えられる)
5.自分はデキル!
(自己暗示で結構。無理だと思ってしまっては絶対に成功はない。自分にできないはずないぐらいのカラ元気が欲しい)

それではこの辺で少し趣向を変えて、私が「四十不惑」を執筆するに至った経緯を書いてみたいと思う。
これもまた一興だろう。
独立した2003年より少しずつ書き始めたのだが、私の持論として「男の売り時のピーク」は四十歳だと思っている。
逆に言えば四十歳で大成できなければ平凡な人生に終わる。
だから、30代前半のうちにこれまでの人生を振り返ることによって、四十歳までの残された一年一年を大切にしていきたいと考えた。簡単に言えばそういうことだ。
自分自身のことを「天才」と称し、偉そうなヤツだとお思いの方もさぞかし多いことだろう。
でも、おそらくそれは正反対だ。 私はまだまだ未熟者で、不完全な人間である。
だからこそ、自分を鼓舞するためにこうして書きながら、惑わない完成形「四十不惑」を目標にしている。
私の座右の銘に「有言実行」があるが、人に宣言することによって自分にプレッシャーをかけているというわけだ。
まさに「成功の五原則」5番を実行しているにすぎない。
ただこれだけは言える。
私は「自分はデキル!」と思い込んでいる分、「自分は駄目だ」と思ってしまっている人より遥かに「天才」であると・・・

夏ぐらいから、私の事業展開は徐々に変化していった。
この業界に入ったおかげで、弁護士、税理士、司法書士等の士業の先生方との人脈も広がっていった。
同世代の先生方と知り合いになれたことは私にとって大きな財産であり武器となった。
ただし、私の目指すところはそこにはなかった。
私が目的とするところ・・それは「総合コンサルタント事務所」。
何かの専門分野に縛られることなく、自由な発想でお客様をトータルコーディネートできる存在。つまり、私はオーケストラにおける指揮者であり、「荒木さんに相談すれば何でもわかる」と言われる存在になりたかった。
これからはそういう人材が求められるという気がしてならない。「この件についてはこの人」「その件についてはこの人」では本当にお客様のためになっているのか大いに疑問である。
まあ、私は常に時代を先取りしているので、この本が出版される頃にはもう主流になっているかもしれないが(笑)

参考までに、私なりのモチベーションの保ち方を紹介しておこう。
それはいたって単純、メリハリをつけること。
頑張った月には自分にご褒美をあげ(ちなみに年末BMWを買ってしまった(笑))、不振だった月は自分を戒める(おにぎり一個で一日過ごしたこともある)。
そして、嫌なことはパーと酒を飲んで忘れ、いつも良いイメージだけを持つこと。
決して後悔せず(百害あって一利なし!)、失敗も成功へのステップだと考える。
要するにプラス思考ということになるのだが・・・

以上で「試行錯誤の30代」2003年編の幕を閉じたいと思います。
その後の展開については時間ができてまた書きたくなったら再開しようかなと思う今日この頃です。

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arakitakayuki
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株式会社ワイルドツリー5期目を迎え、私のFX歴も10年目に突入しました。進化し続ける投資運用法を公開します!